フィギュアスケートのためのピラティス
こんにちは。モモンガピラティスの秋山さとこです。
昨日の夜のフィギュアスケート世界選手権、ご覧になりましたか?
宇野昌磨選手や鍵山選手、坂本選手、メダル獲得本当におめでとうございます!
私は羽生選手の「天と地のレクイエム」「SEIMEI」をNHK杯フィギュアで見てからというもの、フィギュアの沼にはまり、韓国まで羽生選手やネイサン選手を見に行きました。
出不精の私が、愛知や福岡、大阪までフィギュアスケートの大会があるたびに出かけました。
平昌オリンピックまで見てきてしまいました!
何が言いたいかといえば、美しいもの、心を動かされるものには、人を動かす何かがあるのだと思います。
普段は行動しない人が、行動する「何か。」
それは、きっと目に見えない物、「感動」とか「勇気」とか「希望」とか。そういうものじゃないのかなと思います。
フィギュアスケートの回転が美しいのは、軸が全くぶれないから。
フィギュアスケートを見ていて、いつも思うのは、フィギュアスケートの美しい回転ができる人って、飛び上がるときから着氷まで全く回転の軸がぶれないということ。
ネイサン選手も、羽生選手も本当に美しい回転に見とれてしまいます。
回転数がすごいというのもありますが、まずは、本当にぶれがないことに感動します。
人のカラダって、基本的には4回転とか氷上で出来るようにはできてはいないと思うのですが、あんなにぶれずに回れること。才能もですが、それを成し遂げてしまう、幼いときからの努力の継続。
そして、最後にものをいうのは勝負運。
才能、努力、運。この3拍子がそろったときの破壊的な美しさ。
それに魅了されるのだと思います。
どうしたら、軸のぶれがなく動けるんだろう。
そこで、ピラティスやっている私が考えることは、どうしたら軸のぶれがなく、動けるんだろうということです。
普段の生活では、羽生君や宇野君みたく、回転することは、もちろんないし、この歳でそれを目指したら、たぶん怪我しますが、そこまでいかなくても、普段の生活でも、振り返る動作、足を上げる動作、軸があるとぶれない動きってたくさんありますよね。
そういえば、羽生選手は、ピラティスのトレーニングを取り入れているんですよね。
フィギュアの時間だけでも、大変だろうに、ピラティスの練習までとは本当に頭が下がります。
以前ご指導いただいていた先生が「羽生君の動きはピラティス的」とおっしゃっていましたが、本当にピラティスを学んできて、そう思うことがあります。
まず、ぱっと見てわかりやすい、うまいフィギュアスケーターの特徴として、すらっとした体型をしています。
羽生君もそうだし、荒川静香さんもそうだし、すらっとしてます。
もちろん、生まれ持った体がすらっとしてるか、身長はどうかということもありますから、全員がすらっとしているわけではないけど、それでも「ぽっちゃり」はいませんね。
運動量が桁違いだからっていうのも、もちろんありますが、「インナーマッスルが発達しているから」っていうのが、何よりあると思います。
そして、回転や軸のぶれなさ、動きの美しさには、「インナーマッスルが必要だということ」。これもおそらく間違いないのではないでしょうか。
ピラティスでは、インナーマッスルを鍛えることができます。
ピラティスで、引き締まるワケ
ピラティスやってる人って、なんであんなにすらっとしてるんだろう。
これは、私がこの業界に入って、見た現実です。
ヨガインストラクターもやってますが、どちらかというと、ヨガの方はゆったりされている方が多い。
ピラティスの方はすらっとされている印象です。
これは、やっぱりピラティスは引き締め、フィジカル重視だからじゃないかなと思います。
そもそも、ヨガだと、メンタルを安定させるためにやっている人も多いですよね。
パワーヨガとかは、ちょっと違いますが。
でも、ピラティスをメンタルを安定させるためにやっている人はあまりいないと思うのです。
どちらかというと、カラダの引き締め、骨盤の安定、姿勢をよくしたり、体力をつけたり、運動不足解消したり・・・。心の入れ物である、カラダのためにやっている方が多いのかなと思います。
実際、ピラティスを続けると、ある時、「体が引き締まってる!」と思うときが来ます。
「ダイエットしても、お腹のぜい肉だけはなかなか落ちないのよねー。」とお悩みの方には、ピラティスがおススメです。巷のダイエットは体重は落ちるかもしれないけど、部分痩せはできません。
でも、ピラティスなら、お腹のまわりにコルセットみたいについている腹横筋(ふくおうきん)というインナーマッスルが鍛えられるので、お腹まわりが引き締まってくるのです。体重はあまり変わらないかもしれませんが、引き締まってくることで、実際に洋服のサイズが変わるのです。
ピラティスでヒップアップ&膣トレもできる!
もうひとつ、トップのフィギュアスケーターを見ていると、気づくことがあります。
お尻がプリっとしていること!です。
これは、臀筋群(でんきんぐん)、お尻の筋肉が発達しているからなんです。
氷は滑りますから、不安定な氷の上でバランスをとるのには、臀筋群が鍛え抜かれている必要があります。
転倒は点数に大きく響きます。
それに、女性にはもう一つうれしい効果もあります。
骨盤底筋群(こつばんていきんぐん)という言葉、聞かれたことはありますか。
骨盤の下のハンモック状の筋肉です。
出産の後などにここが緩むと、トイレに頻繁に言ったり、尿取りパッドが必要になってきたりします。
子宮脱などになることもあります。
この骨盤底筋群を鍛えることが大事なんですが、ピラティスのエクササイズにはお尻の筋肉だけでなく、骨盤低筋群を引き上げるエクササイズがあります!
これをすることで、尿漏れを防ぐ効果もあります。生理痛が軽くなったり、生理が早く終わる人もいます。
あなたも、フィギュアスケーターのような、プリっと上がったヒップをピラティスでつくりませんか。
ピラティスで、コア(体幹)トレーニングができる!
トップのフィギュアスケーターを見ていると、コア(体幹)が安定しているということもわかります。
コアが弱いと、飛び上がったとき、軸がぶれます。
滑っているときも、エッジを斜めに倒しながら滑るときに、コアが弱いと、転倒してしまいます。
コアとは、体の幹、胴体のことです。
ここを整えるのにも、ピラティスは有効です。
まず、体の骨組みである、骨盤、背骨、肩甲骨の位置が正しくないと、体幹の維持は難しいです。
おうちでも、骨組みが適当だったら、ちょっとした地震にも耐えられませんよね。
それと同じです。
ピラティスは、骨格の位置を整えます。
そして、それを整えたうえで、筋力アップ&ストレッチを行っていきます。
これ、とても大切なことです。
「筋トレをしているんですが、体が歪んできてしまって・・・。」という方もいらっしゃいました。
肩甲骨の位置を見ると、左右でだいぶ歪みが出てきてしまっていました。
筋肉がしっかりついている分、少し時間がかかりました。ほとんどの方は体験のときに、体の違いを体験されますが、その方は「わからない・・・。でも、やってみたい。」とご入会されました。
そして、ピラティスをしているうちに、肩甲骨の左右差がなくなっていきました。
そうしたら「ピラティスがいいってことが、やっとわかりました!」と笑顔でおっしゃっていました。
もし、あなたが他の運動をしていて、体が歪んでいる気がする、体幹を安定させたい。または、普段の生活でも体幹が弱っているため、ふらついてしまうのであれば、ピラティスで骨格の位置を整えることから、はじめてみるのが、近道かもしれません。
フィギュアスケートのためのピラティス まとめ
美しいフィギュアスケーターに共通するのは、体が引き締まっていていて、軸がぶれないこと。お尻がプリっと引きあがっていること、姿勢が良いことだと思います。
でも、これって、私たちの日常生活でも、こんなカラダだったら、動かしやすい、体が軽いと感じる要素でもあるんです。
「トップのアスリートがやっているから、私には無理・・・。」と感じてしまう人もいるかもしれません。
でも、ピラティスはマシンの負荷を変えることで、とても楽にトレーニングすることもできるんです。
リフォーマーという代表的なピラティスマシンはばねの力でサポートして、体を楽に動かせます。
アスリートは、逆に負荷をかけて、体を鍛えます。
あなたも、フィギュアスケーターのような、見た目も所作も美しい女性になりませんか。
モモンガピラティスではコロナ禍でも安心な完全個室プライベートのマシンピラティスを行っています。
マシンはレッスン前にしっかりと消毒していますので、感染の不安なくご利用いただけます。
体験は、60分500円税込です。まずは、体の変化を体験してみてください。
群馬県太田市のピラティス教室「モモンガピラティス」
営業時間:
(火)(水)(木)(土)9:00~21:00
住所:群馬県太田市台之郷町1641-3
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