ピラティス自宅スタジオをオーナー化する方法①講師さんの選び方

2023年3月12日 2023年3月12日

モモンガピラティス

こんにちは。パーソナルリフォーマーモモンガピラティス教室の秋山さとこです。

私は昨年9月まで、ひとりで自宅でピラティスを教えていましたが、１０月から新しい先生に来ていただいて、レッスンを行ってきました。

ピラティススタジオ開業にあたり、開業届を出し、個人事業主となったので、人を雇用したことはなく、今ピラティスインストラクターを雇用することの難しさを感じています。

もし、今、ピラティススタジオを自宅でされていて、これからほかの先生も雇ってオーナー化したい。そう思っている先生のご参考になればと思い、書きました。

自宅スタジオの講師の先生の選び方

自宅スタジオをオーナー化しようとしたときに、これってかなり悩む問題だと思うんですね。

自宅ということは、家族もいるわけだし、その中でお任せしないといけないのは、けっこうお互いにストレスがかかるものです。

「あの先生は家に来てほしくないから。」と家族から言われてしまったら、雇用契約を再検討することも必要になったりします。

でも、これって、面接に来たときには、みんな「とてもいい人」に見えるから、分からないのが実際のところです。

いざ、仕事をはじめてみて、「えっ？こんな人だったの？」ということもよくあります。

そうすると、話し合っても平行線の場合、もう一度講師募集、養成からやり直さなければいけないことになり、一人オーナーで、自分もプレイヤーの場合は業務が多すぎて、キャパを超えます。これは、本当の話です。

では、どうやって、講師さん探しをしたらいいのでしょうか。

また、講師さんを面接でどうやって選んだらいいのでしょうか。

当教室では、今のところ、こんな方法をとっています。

①ピラティスを趣味ではなく、仕事として、本気で教えたいと思っているかどうか。

当たり前のことのようですが、Indeedなどで募集すると、案外、これが適当の人が多いです。

「なんとなく、ピラティスインストラクターって面白そう！」という人まで来てしまったりします。

そういう人に限って「やってみたいんです！」という熱意を見せるのですが、勉強のためには、お金がかかることがわかったり、仕事の泥臭さがわかってきたりすると、やめることが多いです。

中には、研修中にドロップアウトする人もいます。

②オーナーの家族ともうまくやれるかどうか。

教えるスキルがいくらあっても、自宅スタジオだと、やはりこれは避けて通れない問題です。

自分の家族とうまくやれる人でなければ、自宅に来ていただくことは難しくなります。

これは、レッスンがはじまってから、もしくは研修中に出入りしていく中で、傾向が分かってきます。

家族からの苦情があまりにも出るようなら、個人の自宅スタジオとしては、継続は厳しいものになります。

③講師さんが自分の家族に「外で働くこと」を認めてもらえているかどうか。

これも、自宅スタジオに来てもらうためには、とても必要なことだったりします。

講師さんが、自分の家族にあまり説明をしないで「インストラクターになりたい！」という思いだけで来てしまうと、3か月くらいして、生徒が増えてきたときに、「家に帰ってくるのが遅い。」「子どもがいるのに、外で働くなんて何なんだ。」と講師の家族から苦情が出て、やめざるを得なくなってしまう場合もあります。

特に小さいお子さんがいるのに、遠方から来られている講師さんは、これが原因で仕事をやめることになる傾向があります。

面接での対策としては、まずは職歴を見ること。ここのスタジオに来る前に、どのくらい専業主婦の期間があったのか、そして、このスタジオで働くと、どんな影響が出そうか、だとしたら、リスクのないシフトはどれくらいなのか、オーナー側でよく考えてから入れるか、もしくはそういう講師さんは最初から関わらないことがおススメです。

養成して、3か月くらいしたところで「家族から反対されて、やめなくてはいけなくなってしまって・・・。」とご相談を受けたことがありますが、ちょうど生徒さんがついたときなので、スタジオとしては、かなり痛手となります。

また、講師さんを複数お願いするのであれば、お子さんが小さい人だけでなく、まだ家庭を持っていない方や、副業で土日希望の方、お子さんが巣立った方、独身の方など、家庭状況が同じではない人がいた方が、一度に数人が休むなどの事態が起きづらく、リスク回避につながります。

④講師さんの自宅からの距離、交通手段、通勤時間、交通費を確認しておく。

面接のときに、地方の場合は特に必要なのが、講師さんの自宅からの距離を確認しておくこと。

遠いということは、それだけ交通費がかかるということであり、それをどのくらいまでなら教室で負担できるかを合意しておく必要があります。

また、家から遠いということは、雪などで交通手段が途絶えたり、車のタイヤをかえていなかったりした場合、遅刻や来られない場合もあることを予想しておくことも必要になったりします。

もちろん「近ければだれでもいい」というわけではありません。

もし「近くて、これからかなり研修をしなくてはいけない人」と「遠くても、経験値が高い人」が来たとしたら、キャパやリスクの問題をはかりにかけて、よく検討するか、または、焦らず、ぴったりの講師さんが見つかるまで待つことが必要になります。

焦らないでいたら、いい人が見つかったということも、意外によくあることです。

⑤でも、講師さんがいない・・・という場合におススメなこと

この場合におススメなのは、資格の養成講座などを近くで開催してもらって、アナログの知り合いを増やしておくこと

SNSなどではなくて、足を運んで、実際に会ったり話してみたりできれば、なおよいです。

もちろん実際にお声かけするときには、履歴書などで、それまでの職歴などもよく確認しておくことも大切です。

人脈は、自宅スタジオオーナーにとって、財産になります。

プロのインストラクターさんであれば、たいていインストラクターさん同士のつながり、人脈もあり、ご縁があれば、良い人材をご紹介いただける場合もあります。

Indeedでも当教室も募集をしていますが、養成講座などアナログで知り合った先生に比べて、もともとお互いのことを知っているわけではないので、簡単にやめてしまったり、連絡がとれなくなる傾向があります。

なので、SNSの人脈よりも、アナログの人脈を増やしておくことが、いざという時に大切です。

⑥タイミングが合わない良い講師さんの場合はどうするか。

教室となれば、シフトというものもあり、シフトでもうほかの先生に決まってしまっているなどの場合もあります。

「この講師さんにはぜひ働いてほしいけど、シフトが空いていない。どうしようか。」

そんな場合に、講師の登録をしておいてもらうと良いかもしれません。

講師の登録をしておいてもらい、希望シフトに空きが出た場合にご連絡するというものです。

実際、日本語学校の非常勤講師はほぼこの方法をとっています。100人くらいの登録講師がいて、実際声がかかるのは、とても少ないです。

でも、学校側としては、そういうリストがあることで講師が急にやめてしまったときなど、対応ができるわけです。

パーソナルリフォーマーモモンガピラティス教室は、頑張る40代のママを応援しています。

マシンはレッスン前にしっかりと消毒していますので、感染の不安なくご利用いただけます。

体験は、60分1000円税込です。まずは、体の変化を体験してみてください。

当教室は、業務拡大のため、随時インストラクターを募集しています。

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